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水平対向エンジンはその構造上、重力によりシリンダーライナー上部は油膜が切れやすい傾向にあり、ピストンスカートとシリンダーライナーが固体接触しやすくなります。また、エンジンの全長（クランクシャフト）が非常に短くクランクメタルが細い構造となっているため、より強力な油膜を必要とします。
ＺＥＲＯ　ＳＰ　チタニウムエンジンオイルは、これらのウィークポイントをカバー。ピストン部においては、その強力な油膜保持能力が爆発に対する圧力抜けを防ぎ、結果トルクアップ、パワーアップをもたらします。また、クランクメタル部においても、その強力な油膜保持能力がメタル部を油膜切れから守ります。クランクやカムのような軸を中心として回転するシャフトは強固な油膜に支持され、より回転を中心に運動するようになり、体感するほどの振動低減、ノイズ低減、レスポンスアップ、フィーリングアップを実現。さらに「摩擦抵抗低減性能」をたかめるために粒径21ｎｍ（ナノメートル）以下の液化球状チタンを特殊技術により配合することで、耐極圧性、耐せん断性を向上させるとともに、丸い形状がベアリング効果を生み出し、レスポンスを飛躍的に向上させることに成功しました。ほかにも優れた耐摩耗性、耐熱焼圧、性能維持、ドライスタート防止などの様々な効果を発揮する水平対向専用エンジン潤滑油なのです。