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ROLL CENTER ADJUSTER

スバル車は車高を下げることによるサスペンションジオメトリーの変化が大きく、ロアアームの角度が上がる関係で車両の重心と車両がロールするときの中心点(ロールセンター)の距離が長くなる。この結果、重心は下がることになるがロール量は増える計算となってしまう。また、ロアアームが本来の動き方をしないためアライメントが変化し、タイヤの性能を引き出しきれない状態となっている。ロールセンターアジャスターを装着すると車高を下げてもロールセンターの位置変化が少なくなり、ロアアームが本来あるべき角度に近づくことでサスペンションがストロークしやすくなる。ロールセンターの補正やサスペンションストローク時の適正なキャンバー角変化をもたらし、回頭性向上、アンダーステアの軽減、フロント接地性の向上を実現する。
※作業にあたりアライメント調整が必要です。

ロールセンターアジャスター Roll Center Adjuster 品番0699001
■設定車種
インプレッサ、レガシィ、フォレスター 各ターボ・NAモデル
■設定型式
GC#/GF#、GD#/GG#、BC#/BF#、BD#/BG#、BE#/BH#、BL#/BP#、SF#、SG#

ロアアームの動き方が設計意図通りのため、適正なキャンバー角変化となっている。→タイヤの性能を引き出せるようになっている。また、重心とロールセンターは設計意図通りとなっている。
ロアアームの動き方が設計意図とは異なるため、キャンバー角変化が適正でなくなる。→タイヤの性能を引き出しきれない。また、重心とロールセンターが離れ運動性能が低下する。
ロアアームが設計意図通りの本来の動きを取り戻し、キャンバー角変化が適正化される。→タイヤの性能をより引き出せる。また、重心とロールセンターが近くなり本来の運動性能を発揮する。
長年スバル車のサスペンションを研究する中でサスペンション交換をした多くのユーザーから「乗り味がもっと良くならないか」、「もっとハンドリングをシャープにしたい」などの声をいただいてきました。私たちは様々な検討を繰り返す中でひとつの基本的な事実に着目しました。それはローダウンして低重心化し運動性能を高めたにもかかわらずロールセンターが変化し、ロールしやすくなっているということです。その原因は明らかで、ロアアームの位置変化によるものでした。ロアアーム位置を変化させるロールセンターアジャスターができることによって車高を下げてもロールセンターの位置変化が少なく、ロアアームが本来の角度に近づくことでサスペンションがストロークしやすくなったのです。
実走評価も満足いくものでした。市街地走行においては接地性、操縦安定性が向上したことが体感でき、筑波サーキットタイムアタック用インプレッサによるサーキット走行でも、コーナー区間でのタイムアップが確認され、コーナリング性能の向上が実証されました。自社サスペンション装着のスバル各車における評価以外に他社サスペンションを装着しての評価も実施した結果、ほとんどのサスペンションで接地性や回頭性の向上が体感できると同時に乗り心地が良くなりました。この結果から、従来から存在するロールセンターアジャスター無しの状態で設計・開発されたサスペンションにも良い効果をもたらすことが確認されました。私たち開発陣が自信を持っておすすめできる製品が完成しましたのでぜひお使いください。
 
所有車両 : レガシィ
ワインディングのコーナーはもちろん、交差点をゆっくり曲がっただけでも、今までとはっきり違いがわかります。タイヤが常にベストの状態で路面に接している感じがとても気持ちいいです。ローダウン車なのに、ノーマル車以上に乗り心地がよくなった気がします。