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低回転でも高負荷がかかるダウンサイジングターボ車などの直噴エンジンで起こりうる低速走行時の早期着火（LSPI）や、タイミングチェーン摩耗やバルブ摩耗対策が強化された、新規格API SPグレードエンジンオイルに、こだわりの非ニュートンタイプの粘弾性をもつ100％化学合成油をベースオイルとし、水平対向エンジンのドライスタートを抑制しピストンを強力に保護。｢エステライズシリーズ｣は、さらなる耐久性を求め「ホワイトエステル」と「有機モリブデン」を適正配合。「ホワイトエステル」は金属表面を保護することで摩擦抵抗を減らす非極性基と、エンジン内部において金属とオイルの間に入りクッションの役目を果たす極性基からなる成分であり、その特性が最大限発揮できるよう均一にブレンド。また「有機モリブデン」は、油中のモリブデン化合物と硫黄化合物が化学反応し、接触面において二硫化モリブデンの被膜を形成する摩擦低減効果が非常に高い摩擦調整剤である。金属表面に吸着して金属をガードし、高温時の粘度低下による摩擦係数の上昇を抑制。粘弾性ベースオイルによる金属表面の保護効果と、この２つの「ホワイトエステル」「有機モリブデン」による相乗効果により、高温時においても十分な潤滑性と摩擦軽減を確保し、ピストンリング、シリンダ間にて燃焼ガスの吹き抜けを防止しパワー向上を実現。